飽きるという誤解

派手なランドセルは飽きると思っていませんか?

最近はシンプルなランドセルが流行ってきています。

いいえ。違います。

・値段が高いので、シンプルに寄せて質感を出しているにすぎません。
・工房系が流行っているので、専属のデザイナーのいない工房系の真似をしているだけです。
・天然皮革(牛革やコードバン)などの生地本来が持つ質感を出すためです。

シンプルの方が作るコストも抑えられます。
土屋鞄のように、生地本来の質感を出す「シンプル」こそ高級感を感じるという商法が流行っています。
でもコードバンは別として、牛革なんて作っている側も人工皮革とほとんど変わらないと思っています。

なぜなら
ランドセルの牛革は表面に人工皮革と同じような加工をして防水処理をしているからです。
だから触っても同じような質感です。
違うのは強度と重さと匂いくらいですかね。

詳しくはそのランドセルは本当に子供の為ですか?で解説しています。

さて、今回は「飽きる」というテーマです。

飽きるというのは、大好きだったものがどうでもよくなるということです。
つまり、もともとは好きだったものということが重要です。

よく母親が
「こんな派手な物6年生になる前に飽きるから、もっと落ち着いたものにしなさい!」
という会話を耳にします。

断言します!それは無い!

年を重ねるごとに物への愛着は無くなります。
つまり、5年生になってから「シンプルなランドセルが好き」とはなりません。

3年生ごろには完全に
ただの道具です。荷物を運ぶ鞄です。

6年生になった時のことを考えすぎて、子供の意見を無視すれば、飽きるも何も

1年生から“愛着の無い道具”として扱われるだけです。

例えば、いずれママチャリになるのだからと小学生にシンプルなママチャリを買ってあげて喜びますか?
おそらく乱暴に扱われます。

なぜなら
その物に愛着が湧かないからです。

大人だってそうです。
車を買ったとしても、好きな色では無かったら?
父親は黒のミニバンが欲しいと言ったが、母親はシルバーが良いと言ったら?

断言します。
洗車なんて良くて数か月で辞めます。

これが、物への愛着が薄いということです。
ここで、家族を無視して父親は黒のスポーツカーを買ったら廃車まで綺麗に手入れするでしょうね。

ランドセルも同じです。
飽きっぽい子は何色でも派手でもシンプルでも飽きます。
緑が好きな男の子に真っ黒のランドセルを背負わしたら大事にしません。

ピンクが好きな女の子に赤いランドセルを背負わせても心の底からは喜びません。

結構多くの家庭が間違えるランドセル選びは、まずここです。

「飽きる」

・飽きても最長で6年間は必要なものです。
・もともと気に入っていないものは飽きるとかの概念がありません。
・使っていくうちにボロボロになっていけば誰でもどうでも良くなります。
・友達のランドセルの方がカッコよかったら自分のランドセルは最悪な印象になります。

思い出してみてください。
今まで子どもの靴は子どもが気に入ったデザインでしたか?
それとも
飽きるからとシンプルなものしか与えていませんでしたか?

6年間を怖がることはないんです。

注文したランドセルが家に届き、子供が箱を開ける。

展示品ではない、自分のランドセルを背負う

最高の笑顔で写真が撮れる

親としても一生の思い出になる

ランドセルはシンプルではなくてもいいですが、考え方はシンプルでいきましょう。
ランドセルの修理でボロボロなものから綺麗なものまで見てきましたが、シンプルなものはボロボロな場合が多かった気がします。

親が気にするべきは機能や重さです。
それだけは子供としっかりコミュニケーションを取って、肩が痛いなどの失敗をしないようにしましょう!

ランドセル選びは
口コミや評判やランキングに惑わされてはダメです。

そして

子ども自身が選んだランドセルで
最高の笑顔で入学式の写真を撮りましょう!

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