池田屋の口コミや評価

池田屋のランドセル

6.3

背負いやすさの工夫

6.5/10

扱いやすさの工夫

5.0/10

品質や作り

6.0/10

商品と価格のバランス

9.0/10

kazumamaの好み

5.0/10

良い点

  • 価格が安い
  • 圧倒的シンプル
  • カラーが豊富
  • 別売りパーツが豊富

悪い点

  • 時間割が無い
  • 取っ手が安っぽい
  • ポケットが小さい
  • 宣伝文句が他社下げチック

kazumamaの採点表(独断と偏見)

池田屋のランドセルを評価

子ども想いのランドセルとは

池田屋が掲げる子供思い基準
1 シンプル
2 全シリーズ共通性能
3 耐久性
4 背負いやすさ
5 収納力
6 使いやすさ
7 安全性
8 保証
以上の8項目になります。

全部解説すると多すぎて読むほうも疲れると思うので、他メーカーと大差ない部分はサラッと流しつつ、特徴的な部分を抜粋します。

1 シンプル

シンプルはもう見たままです。
かわいい刺繍などを入れると、針穴から水が浸入したり、強度が落ちるからシンプルを貫いています。

ちなみに
天然皮革は別として、人工皮革は針穴程度で水が入る心配はほとんどありません。
ほとんどは撥水加工されていて、親水ではないので水は玉の形になります。
撥水されてできた水玉は針の穴より圧倒的に大きいので、水は簡単に浸入できません。

あえて言うなら、刺繍糸に水が染み込むということはあります。
ただ、影響は消しゴムのカス程度なので、重くなるとか気にする必要すらありません。

ということで、シンプルであるメリットは単純にシンプルなデザインが好きな場合のみですかね。

2 全シリーズ共通機能

牛革(天然皮革)と人工皮革が

構造・強度・防水力

が全く同じと発信していますが、同じわけありません。

天然の革は均一な厚みで作ったつもりでも、重さや硬さに結構バラツキが出ます。
だからこそ熟練した職人が裁断を行い、キズや厚み、血筋やシワなどを目で見て判断します。

あまり神経質になる必要はありませんが、見た目が同じランドセルでも強度や重さにバラツキが出てしまいます。
生き物ですから当然です。
※それを最小限にとどめるのが職人技です。

また、人工皮革は天然皮革を構造的に似せて作られていますが、革には耐水性が無い断面が存在します。

老舗工房では水に弱くボロボロと繊維がほつれるその断面を「コバ塗」しています。
天然皮革断面のケバケバを防ぎ、見た目にも美しく、防水効果もあるコバ塗。

構造的に防水仕様の人工皮革と、ただ表面のみ防水コーティングしただけの牛革では、防水性が格段に差が出ます。
つまり、生地そのものの特性や防水性が全く異なります。

モデル別に大マチなどが人工だったり牛革だったりしますが
生地別で優劣をつけられたくない、どっちも同じように売りたいというところから、このような超変化球的な言い方をしているのではないかと思います。

ちなみに部分的に生地を変えている点ですが、
背裏生地や肩ベルト裏生地は市場自体が人工皮革かソフト牛革が一般的です。
さらに、ソフト牛革を使っているところはとても少なく希少です。

カブセ裏はほとんど人工皮革です。(ごく一部に豚革使用もあるが一般的ではない)

したがって、直球で説明するなら
全シリーズ肩ベルトは牛革です。
この程度の特徴を複雑に表現しているだけです。

3 耐久性

変形防止板は見た目さえ気にならなければ変形を防ぐことは出来そうです。
ただ、見た目的にスマートではないので、多くのメーカーは真似をしないのだと思っています。

また、樹脂背カンの強度についてですが、
世界中のネジはなぜ樹脂にならないのでしょうか。
そもそも背カンは金属製となると特許に触れるので、多くのメーカーが樹脂製です。

何年か前に、樹脂製の背カンで大量にリコールを出したメーカーがありましたね。
見た目は綺麗でも中がスカスカだったそうです。

とはいっても、池田屋はアップ式背カンではないので、あまり負荷はかからなそうですが。
「ランドセル 壊れた」などで検索すると、その多くが樹脂の背カンですね。

4 背負いやすさ

背負いやすさはアップ式ではないためナチュラルな背負い心地です。
体系にもよりますが、荷物を入れた時はアップ式に比べて腰や背中が痛くなりやすいでしょう。

背中クッションに縫い込みが無いのは全く想像できません。
ブヨブヨなのか、ピンと張っているのか。
実物を見に行ってみます。

見た目だと、風通しが悪そうなのでピンホール人工皮革でも蒸れそうですね。

5 収納力

最近の主流は大マチ内寸が12cmなので、ごく一般的な収納スペースです。
ただ横幅が23cmなので、フラットファイルがギリギリ入る大きさですね。

6 使いやすさ

時間割ポケットがありません。
それ以外は他のメーカーと大差ありません。

ロックは一見使いやすそうですがオートロックでは無いので注意が必要です。

7 安全性

転倒したときのために、フックが金属ではなくナイロンになっています。
ただ、後ろから転倒したとき一番最初にお尻や腰を打つと思うので、あまり効果はなさそうです。

最近ほとんどのメーカーがランドセルに反射材を付けていますが、池田屋はシールです。
この点を重視する方は注意してください。

8 保証

故意でも完全補償なので、業界TOPクラスに優れた保証です。
ただし、壊れやすそうな部分があまり無いので、そもそも修理に出す機会は無さそうです。

壊れやすいのは
・樹脂製の背カン
・オートロック
・ラウンド式のチャック
・その他金属パーツ
ぐらいです。

おそらく無料修理対象外な
・革の波うち
・過度のシワやキズ
・大マチのゆがみや折れ
この辺りまで全て保証したら赤字ですね。

工房系ではありませんが、安いのでアリ

 

自社工場で自社生産している工房系ではないので、工房系の品質と風合いを求めているなら期待外れかもしれません。
実際値段は業界的には安めですが、あらゆる部分にコストカットのような生産効率重視の部分が見えて、私は好みではないです。

特にカタログやホームページの、他社を否定して自社を肯定する文章が気に障ります。
池田屋ファンには申し訳ございませんが、機能や素材の選定でしか優位性を発揮出来ず

品質や作りに関して、無料保証でしか誇りを持てないメーカーだと思います。
したがって、どう考えても工房系ではありません。

リーズナブルに丈夫なランドセルが欲しい方にオススメです。

池田屋を見てみたい方はこちら
http://www.pikachan.com/

他のメーカーの評価一覧はこちら
https://kazu-mama.com/category/prohyouka/

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