池田屋の口コミや評価

池田屋のランドセル

6.2

背負いやすさの工夫

5.0/10

扱いやすさの工夫

6.0/10

品質や作り

6.0/10

商品と価格のバランス

9.0/10

kazumamaの好み

5.0/10

良い点

  • 価格が安め
  • 圧倒的シンプル
  • 保証が安心
  • 別売りパーツが豊富

悪い点

  • 時間割が無い
  • バリエーションが無い
  • ポケットが小さい
  • アップ式背カンではない

kazumamaの採点表(独断と偏見)

池田屋のランドセルを評価

子ども想いのランドセルとは

池田屋のこだわりとは
1 ハイブリット構造のランドセル
2 存在感のあるシンプルなデザイン
3 軽く感じる池田屋だけの工夫
4 卒業まで美しいランドセル
5 雨カバーいらずの防水力
6 子ども思いの収納スペース
7 1年生から使いやすい
8 ランドセルにできる万全の安全対策
9 壊しても壊されても6年間完全無料修理
以上の9項目になります。

全部解説すると多すぎて読むほうも疲れると思うので、他メーカーと大差ない部分はサラッと流しつつ、特徴的な部分を抜粋します。

1 ハイブリット構造とは

要約すると
人工皮革と牛革の2種類の素材を使ってランドセルを作っているということです。

2種類使うというのはすごく珍しいことではありません。結構良くあることです。
ただ、池田屋の場合は【カブセ表面】【大マチ】【ポケット】は各モデルごとに素材が異なります。

全モデル共通なのが
・肩ベルト表面は牛革
・下ベルト(腰の部分のベルト)は牛革
・背あては人工皮革
・肩ベルト裏は人工皮革
・カブセ裏と内装は人工皮革
ということになります。

それぞれ素材ごとの利点を生かしてミックスしていますが、今の人工皮革(クラリーノもベルバイオも)は性能がすごく良いので、ミックスしていることが大きな利点になるとは思いません。
確かに引き裂き強度は牛革の方が良いですが、通常ランドセルに加わる負荷程度であれば人工皮革でも全く問題ないです。

むしろ肩ベルトがちぎれるなんて状況は滅多になく、そもそもそんな負荷を子供の体が耐えられるわけ無いので
【人工皮革で必要十分な性能からさらにプラスした強度】
くらいな感覚で考えればよいです。

汚れやすい内装などは牛革より普通に人工皮革の方か利点があるので、そこは多くのメーカーが人工皮革を使用しています。

2 存在感のあるシンプルなデザイン

シンプルはもう見たままです。
ちなみにずっと飽きないなら良いのですが、そもそも子どもがそのシンプルさを気に入っていなければ飽きる以前に興味がありません。
その辺はいずれプログとして書く予定です。

また、刺繍などを入れると、針穴から水が浸入したり、強度が落ちるという点ですが、
針穴程度で水が入る心配はほとんどありません。

ランドセルに使われる生地のほとんどは表面が撥水加工されていて親水ではありません。
なので水は玉の形になります。
撥水されてできた水玉は針の穴より圧倒的に大きいので、水は簡単に浸入できません。

それより刺繍糸に水が染み込むという方が現実的です。
人工皮革は防水素材なので水が染み込んだところで大した問題にはなりませんが、牛革の場合は縮んだりする恐れがあります。
池田屋の話ではありませんが、牛革ランドセルのカブセが波打ってくる原因はこれではないかと考えています。

検証は出来ませんのであくまでも予想ですが、牛革の特性は水に弱いので、いくら表面を撥水加工しても内部が濡れればリスクはあります。
湿気が多ければカビのリスクもあります。
しかし、ランドセルに使われる牛革の場合はほとんどその心配はなさそうです。

逆に言えば、ランドセルに使われる牛革って人工皮革に限りなく寄せた牛革なので、あえて選ぶ意味って・・・

ということで、シンプルであるメリットは単純にシンプルなデザインが好きな場合のみですかね。

3 軽く感じる池田屋だけの工夫

正しい背負い方は大事ですが、今の主流はアップ式背カンです。
池田屋は従来式の上下に動く背カンを使っています。

これだと背中に隙間ができやすく、肩と腰に負担がかかります。
そうすると子供は前傾姿勢になりがちで、肩こりや腰痛を引き起こしやすくなります。

背中の隙間を埋めるのは案外簡単です。
ベルトをきつくすればOKです。

見た目の上ではこれで良いのですが、これはこれで今度は胸の横あたりに負担が移ります。
そうすると子供は防犯ブザーあたりの部分を手で前に広げるように持つようになります。

「ランドセルの重さなんてへっちゃらだぜ!」って感じの元気な子供ならあまり気にすることも無いのですが、
ぜひ実物を背負うなら重りを入れて少しベルトはゆとりを持たせて背負わせてください。

背あてのピンホールについては優秀です。
元々どんなことをしても背中は汗で蒸れますが、せめてこういった配慮があると良いですね。
これはとても良い点です。

4 卒業まで美しいランドセル

変形防止板は見た目さえ気にならなければなんと80Kgの負荷でも変形を防げるそうです。

これは私の考えですが、
変形しないに越したことはないのですが、そもそも50Kgの負荷なんてランドセルに乗っかって潰すみたいなものです。
そんなことをする子供は変形防止とか以前に、物の扱いが雑なので傷だらけ汚れだらけのランドセルになりそうで、もはやどうでも良くなりそう。

好きなものや気に入っている物に対しては子供でも大切に扱う場合が多いので、雑に扱った瞬間「あぁ・・興味ないんだな・・」と思って諦めますね。

また、肩ベルトも人工皮革では50Kgでちぎれるらしいですが、片方の肩に50Kgの負荷なんて与えたら骨折どころか腕がもげる!

5 雨カバーいらずの防水力

雨で濡れたら困るのはランドセルではなく教材です。
人工皮革もランドセル用牛革も。

これはそもそもランドセルの構造(形)に依存すると思います。
池田屋の構造は教材が濡れにくい構造のようです。

6 子ども思いの収納スペース

横幅が23cmなので、フラットファイルがギリギリ入る大きさですね。
23cmのフラットファイルを入れる箱が23cmなので人によっては入りづらいと感じる横幅です。

ファスナー付きポケットはシングルタイプなので使い勝手は良くない部類です。
大マチも12cmなので主流サイズです。

正直言ってこの項目に関しては普通です。

7 1年生から使いやすい

オートロックは確かに壊れやすいものです。
ほとんどのメーカーでは壊れても無料修理ではありますが、修理そのものが煩わしいので手動ロックも一定の需要はあります。

ソフトカブセに関しては好みが分かれます。
特に固めのかっちりした質感が好きな場合(私もです)はペラペラで安っぽく見えるかもしれません。
とはいえ好みです。
カブセは薄い方がランドセル自体軽量ですので悪い点ではないです。

8 ランドセルにできる万全の安全対策

特に池田屋だからという大きな特徴はありません。

とがった金具を使わないといったスタンスは好感が持てますが、それを理由に即決するほどのメリットではないです。

安全フックに関しては、あった方が100%良いです。
横に何もぶら下げないなら不要ですが、何か下げるなら安全フックでないと万一の際は大けが~死亡事故案件になるほどの危険性を秘めています。

ウーバーイーツとかほんとに高速で走ってますからね。
池田屋はしっかりその機能があるので良いですね。

9 壊しても壊されても6年間完全無料修理

故意でも完全無料修理なので、業界TOPクラスに優れた保証です。
ただし、壊れやすそうな部分があまり無いので、そもそも修理に出す機会は無さそうです。

壊れやすいのは
・樹脂製の背カン
・オートロック
・ポケットのファスナー
・横のフック
ぐらいです。

壊れることは稀ですが、傷んだり汚れたりは日常茶飯事です。
ただし、痛みや汚れは使用に支障が出ないので保証対象外なようです。

そりゃなんでもアリなはずないので当たり前ですね。
なんにせよ池田屋の保証は手厚いのは確かですね。

工房系ではありませんが、安いのでアリ

全商品を自社工場で自社生産しているようないわゆる【工房系】ではないので、品質と風合いを求めているなら期待外れかもしれません。
実際値段は業界的には安めですが、ほとんど同じデザインなので好みでないとキツいですね。

これと言って大きな特徴のあるメーカーというより、
「ランドセルってこういうのでいいんだよ」
という方向けだと思います。

シンプル系は
【子供が選ぶランドセル】
というより
【親が子供に買い与えるランドセル】
といった趣旨になりがちなので、飽きが来ないように選んだつもりでも
【1年生からすでに全く興味なく丁寧に扱わない】
といったことにならないように注意してお子様と検討することをオススメします。

池田屋を見てみたい方はこちら
https://www.pikachan.com/

他のメーカーの評価一覧はこちら
https://kazu-mama.com/category/prohyouka/

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